のめり込みます [読書]

うーん
落合氏の著書ははじめて読んだが、正直がっかり。
LTCMも、エンロンも、サブプライムもすべて過剰な自由主義がもたらしたということがいいたいのだと思うが、それをいうために、小説のストーリーが飛躍するので、読みにくかった。
詳細な部分の描写が面白いということもなく、調査部が9.11からサブプライムまですべて見抜くという本当?と思いたくなる内容。
小説でなく、ノン・フィクションとかエッセイで書いたほうが魅力的になったかもしれない。

のめり込みます
落合信彦さんの小説作品の中でも、現実に近いものほど読んでいてのめり込みます。
過去の失敗を省みないで、目先のお金に囚われていくアメリカの金融界の様がよく分かります。
リーマンショックにしても、止めたいと言う思いを持った人たちはいたのでしょう。
しかし、好況に沸く世間や市場の流れを止めることはできなかった。
人間の欲。
お金が人間の冷静さを欠くものだということがよく分かりました。
小説サブプライム 世界を破滅させた男たち落合 信彦



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